2008年1月31日木曜日

戦略サファリ―戦略マネジメント・ガイドブック

ヘンリー ミンツバーグって人をご存知だろうか。
この人マイケル・ポーターを並ぶ戦略論のグルらしい。
最近日本でも知られるようになったみたいだけど。
実は私はこの人の戦略論は大好きだ。
マネジメントの直感といったものを無視しないし非常に共感できる。

でこの書はミンツバーグによって戦略論を10のグループに分けて読者がサファリパークを見学するように紹介してくれる。
読み応えはあるが非常に面白いと思う。
「経営革大全」とかよりは難易度は高いと思うが読んで絶対損はしない。

まさにお薦めの書。

経営革命大全―世界をリードする79人のビジネス思想

有名な世界のビジネス思想をまとめた本。
この本一冊で必須と呼ばれるビジネス書のほとんどを把握できるのではないだろうか。
これはある研修の講師から進められて読んだが、非常にうまくまとまっているのでビジネス思想について把握するように非常に役に立つ。忙しい人にはこれ1冊で十分わかる。これをスタート地点として各ビジネス書を読んでいくのもよいのではないだろうか。
しかも文庫なので価格も安い。
お薦め。

経営学入門 日経文庫

以前グロービスの「MBA マネジメント」を紹介したがこの本もビジネスを学習する人の入門書として最適。
ただ、この本は戦略論と組織論について記載されているためビジネスの全体を把握するというよりは経営学を本格的に勉強する前の準備として最適では?と思う。
でも経営学を本格的に勉強しない人も非常にわかりやすく書いてあるので非常に参考になる。
やはり、理論を知った上で実践を行うことは必要だと思う。

ぜひ、一読を。

MBAマネジメント・ブック

とにかく手っ取り早くMBAの必須スキルについて知りたい、またはビジネスを勉強したいけどないから手をつけたらいいかわからないという人は少なくないのではないか。
そんなときにはこの本がお薦め。
これはグロービスというビジネススクールから出ているMBAシリーズの1つだが非常にコンパクトにまとまっているしわかりやすい。
まず、この本でビジネスの分野の全体を把握してからほかの専門分野の本を読むとわかりやすい。
ぜひ、ビジネスをこれから勉強する人にお薦め。

目と脳で感じるダイナミック英語速読 分速1,000wordsマスター

現在独学で速読に挑戦中。
私は日本語だけではなく英語でも速読をしたいと思いこの本を読んだ。
英語の速読トレーニング方法が記載されている。
でも理論的には以前読んだ速読本と内容は同じ。
基本的には英語であろうが日本語であろうが速読方法は変わらないらしい。
すでに以前紹介した速読本を読んでいる人には必要ないと思う。
でもいくつかトレーニングがあるのでそちらは練習用にいいかも。
とにかくがんばってトレーニングを続けるつもり。

2008年1月30日水曜日

プロ作家養成塾―小説の書き方すべて教えます

この本はどうすればプロの作家になれるかのイロハおよび賞のとり方について教えてくれる。
私は別に作家になるつもりはまったくないが興味本位で読んだ。
プロの作家を目指す方にはまさに目からうろこなのではないだろうか。
ああなるほどねと感じながら読むことができた。
作家を目指す人はこれを参考にするだけでたいぶ賞に近づくのではないだろうか。

作家になる気がない人にもお薦め。

生物と無生物のあいだ

書店で棚積みされていたので購入。
さっそく読んでみた。
この本理系でない人によっても非常に読みやすい。
生物と無生物の違いについてもよくわかった。
また、DNAって正直いってわかった気になったいたがこの本で理解できた。

売れているだけはある。わかりやすい。ぜひ、お薦め。

2008年1月29日火曜日

ひと晩5冊の本が速読できる方法

とりあえず独学で速読をマスターしようと思う。
ということで速読関連の書籍を読んでトレーニングをすることにした。
本日ので速読本は2冊目。
基本的には記憶のメカニズムなどが大半を占めており、トレーニング方法は後半に少しある程度。
記載されているトレーニングは一通り実践してみた。
前より読むのか軽くなった感じ。
音読しなくても意味が直接脳にはいってくるようになった。
しばらくトレーニングをしながら大量に本を読めばそこそこのレベルで独学でいけるのではないだろうか。

2008年1月28日月曜日

官僚たちの夏

高度経済成長時の官僚の生き様を描く小説。
このころの官僚がどのように生きていったがわかる。
自分で国を動かしていると感じ、猛烈に働いている。
正直現在もあまり変わらないと思う。
このころの官僚もやりたいことだけやって責任はとっていないでは?

この小説で片山という人が登場する。
あせくせと働く官僚を尻目に彼は人生を楽しんでいる。
家へは早く帰るし自由きまま。
あんな時代にもこういう人がいたのかなと思う。

2008年1月27日日曜日

本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである!

元マイクロソフト社長の成毛 眞氏のよる本の読み方本。
本を読むといかにいいのかなどわかりやすく書かれている。
最近本を読めば読むほど馬鹿になっているのではないかと思っていたので勇気付けられた、と同時にハウツー本やベストセラーのみを読んでいるのではダメといわれ「それって私だ」とちょっとへこんだ。
でもそれには最近気づいていたのであらためてやっぱりそうなのかと思った。

本書にはお奨め本も入っている。
本の読み方による人生充実本といってもいいだろう。
分量はすくなくさくっと読めるのであまり本を読まない人にこそよんでほしい。
またはベストセラーやハウツー、儲け話本などを大量に読む人(私だ!)にも読んでほしい。

「速読」で頭がよくなるすごい勉強法

皆さんは速読のスキルについて考えたことがあるだろうか。
本をたくさん読む人はぜひ身に着けたいと思っているにちがいない。
わたしもそのうちの一人だ。
とにかく本はたくさん読みたいし速読が身につけばe-mailやWebからの情報収集も便利だ。
そんなわけでまずは速読の本を読むことにした。
書店に行けば速読の本はいろいろあるが斜め読みなどの速読は避けたいと思った。
ふと目についたのがこの本。ということで早速購入して読破。



まず音読をやめればそれだけ数倍早くなるらしい。といっても音読をやめるのはなかなか難しい。
そこで本文には簡単なトレーニング方法もかいてあるので早速実践してみた。
なるほどなれてくれば早くなる。でもなんか斜め読みな気がする。一応内容はわかるけど。。。
やっぱり目指すは深読み、精読による速読。
やっぱりスクールに通うのが早いのだろうか。
でもやっぱり高いのでしばらく自分で試すことにした。
関連書籍も早速購入。
進捗については適宜掲載する予定。

2008年1月25日金曜日

映画 薔薇の名前

以前エーコ本について掲載した。
緊急指令!エーコ本(ウンベルト・エーコ)を攻略せよ!

そこで「薔薇の名前」映画について記載したがDVDが届いたので早速みた。
主演はショーン・コネリー、クリスチャン・スレーター。
物語は修道士ウィリアムと見習いのアドソが修道院で起った連続殺人事件の解決を試みる。
ただしこれはただのサスペンスではない。まさにストーリーに知の英知が含まれている。
修道士のウィリアムを演じるショーンコネリーの演技がすばらしい。

お奨めの映画。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

この本は21世紀にどうやって飯をくっていくのか教えてくれる本。
現在さまざまな職が発展途上国などへアウトソースされてしまう。
まさにわれわれはこの先どのほうに職を確保していくか。真剣に考える必要がある。
訳者の大前氏は訳者解説はこれからは3つのことを考える必要があると説く。
即ち、
「よその国、特に発展途上国にできること」は避ける。
「コンピュータやロボットにできること」は避ける。
「反復性のあること」も避ける。反復性のあることは、ロボットかコンピュータが必ずやってしまうか、BPOされてしまうから。

じゃ、どうすればいいの?がこの本に書かれている。
まさに「6つの感性」の磨き方について書かれている。

まさに必読書。

2008年1月24日木曜日

40ヵ国語習得法―私はこうしてマスターした

って私のことではない。
これは本のタイトル。
私も最初タイトルを見たとき「本当?」と思ったが読み進めるとほんとらしい。
著者の新名氏はニューヨークで勤務する医師。
NHKラジオなどを利用して本当に40カ国マスターしてしまったらしい。すごい。
おそらく言語を学べば学ぶほど学習力が加速するのだろう。
でも学習の努力も並外れたものではない。

40カ国を学ぶ予定のない人も外国を身に着ける必要のある人はとっても参考になる。
お奨め。

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

コンサルタントは頭が切れるし仕事が速い。
問題解決もてきぱきこなす、というイメージがある。実際はひとによると思う。
でも優秀な人にはコンサルタント出身の人が多い。

コンサルタントの思考の秘密と聞かれるといろいろとあると思うがやっぱり「仮説思考」。
そんな仮説思考についてわかりやすく教えてくれるのがこの本だ。
まずなんといってもこの本はわかりやすい。
ほかの問題解決本にとっつきにくい人はこちらから薦めることをお奨めする。

この本に書いてあるように何でもとにかく仮説思考を用いてみると面白いように答えが出てくる。
さあ、みんなもやってみよう。

黄金の羅針盤ライラの冒険

2008/3/1に上映される映画の原作。
映画の詳細はこちら。
http://daemon.gyao.jp/?cid=ss_lyra2_100003_google

映画が放映されるとのことで早速読んだ。
読み始めると面白くて一気に読んでしまった。
これは本当にお奨め。映画を読む前にぜひ一読を。
早速を続きを読む予定。

2008年1月21日月曜日

緊急指令!エーコ本(ウンベルト・エーコ)を攻略せよ!

ウンベルト・エーコってご存知だろうか。
ボローニャ大学教授で記号論の分野で世界的に有名な人らしい。
そんな人がなんと小説を書いている。
その小説がなんとすごい。
まさにヨーロッパの教養人は必ず彼の作品を読んでいるっていうくらいだ。
これは実際ヨーロッパの人から聞いた話だし実際私がヨーロッパに住んでいたときは書店にずらりと彼の作品が積み上げられていた。
私は現在の妻に進められ読んでみることにした。しかも英語で。(なんと無謀な。。。原書はイタリア語なんだけどね。)
読んだ本は「The Name of the Rose 」日本名「薔薇の名前」(一昔にあったどこかの自動車会社のCMみたい。)

なんか難しそうだが、実はミステリー作品だ。しかもそんなすごい人が書くんだからただのミステリーではない。あやゆる箇所に彼の英知が潜んでいる。
さあ、読んでみたくなりましたか?

でも難しいそうって思う人。実は映画化されている。主演はなんとショーン・コネリー。
実は私もまだ見ていなくて実は今注文中。もうすぐ届くはず。
しかももう一度読みたくて日本語版も注文中。
あとほかにも彼はすばらしい小説を書いているのでいくつか日本語版を注文した。
読み終えたらぜひここで紹介する。

さあ、みんなエーコ本を読もう。(じつはエーコ本って言葉はやらそうとおもっている。。。みんなも使ってね。)




リーダーシップの旅 見えないものを見る

リーダーシップってなんだろう。
会社でマネージャになって部下を持てばリーダーシップが必要なる。
会社だけでない社会の行事などでもすばらしいリーダーシップを発揮する人がある。
一番リーダーシップは求められるのは政治だと思うけど。

そんなわけでリーダーシップについての本を探している人にお奨めしたいのが「リーダーシップの旅 見えないものを見る 」だ。
著者がなんともすごい。
野田智義氏と金井 壽宏だ。
野田氏はロンドン大学、INSEAD経営大学院で助教授をし現在はNPO法人ISL理事長。ISLでリーダー育成に取り組んでいる。有名なミンツバーグとも同僚だったらしい。
金井氏は組織行動論の本を多数書いている神戸大学院教授だ。

本書は二人の絶妙な語り口でリーダーシップの旅へ導いてくれる。
俺ってリーダータイプじゃなし。カリスマでもないって思っているあなた。旅の最後で自分のリーダーシップに出会うかも。
お奨めの一品。

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

ウォーレン・バフェットという人をご存知だろうか。
バフェットは株でウォール街一の億万長者になった人物だ。
そんな人の投資法は誰もが知りたいと思う。
それを教えてくれるのが本書だ。
でもウォーレン・バフェット本人によって書かれた本ではないので注意。
バフェットは自分では本を書いていない。
これはほかのバフェット本とは違って実践的。
なんとワークブック形式になっていて四季報などを使って自分で簡単に分析できる。
これを使ってどんどん会社を分析してみよう。
もしかしたら宝物の金の卵をうむガチョウが見つかるかもしれない。

2008年1月20日日曜日

投資信託選びでいちばん知りたいこと

投資信託を購入する際に一番困るのはどの投資信託を買えばよいかだ。
証券会社や銀行へ行けばいろいろ教えてくれると思うがもちろん薦められるのは取り扱っている投信の中からだ。
証券会社や銀行のお奨めを選ぶのもよいがこれからは自分で資産運用を勉強して投資して行きたい。
そこでお奨めなのでこの本。
投資信託を選ぶ方法やモーニングスターを使用しての検索方法を押してくれる。
投資信託選びに非常に役立つ本。
お奨めです。


以前投資本について書いたのでこちらもご参照あれ。
投資入門本

何のために働くのか

SBIホールディングCEO北尾吉孝氏による著書。
しばらく働いていると私はどうして働いているんだろう?生活費を稼ぐためだけ?と自問するようになる。
そのような誰もが抱く疑問に北尾氏が答えてくれる。
人には人それぞれの考えがあるのでこの本を鵜呑みにする必要がないが、「何のために働くのか」を考えるヒントにはなる。
仕事に悩みのある人、転職を考えている人、就職活動中の学生には特にお奨め。

New Yorkers: Level 2 (Oxford Bookworms Library)

これはオー・ヘンリーのショートストーリーをやさしい英語に書き換えたもの。
Oxford Bookworms Libraryは英語学習のために古典などの有名な本が各レベルに合わせて書き換えられている。
英語で読みたいけどいきなり原書は自身がないという人にはまさにお奨めのシリーズだ。
英語力をつけるにはたくさん読んで聞くことが大切。
最近英語力が落ちている気がするのでやさしい英語をたくさん読みことにした。

そこでまず読んだのがオー・ヘンリーの短編集。
一話、一話短くて読みやすい。また有名な「妻は夫のプレゼントのために大切な髪を売り、夫は・・」という物語りも含まれている。なんといってもお話が面白いからすんなり読める。

お奨めです。

ジャック・ウェルチ わが経営

GE(ゼネラル・エレクトリック)という会社をご存知だろうか。
世界有数の会社でまさにすごい会社だ。
この本は長年GEのCEOを勤めてきたジャック・ウェルチの自伝書だ。
ジャック・ウェルチ氏は20世紀最高の経営者と呼ばれるまさにすごい人だ。
この本は彼の経営哲学、人生哲学に触れることができる。
ビジネス書があまり好きでない方も自伝で語れる物語はわりとすんなり読めるではないだろうか。
ぜひ一度をお奨めする。

心がスーッとなる禅の言葉

この本は著者の高田氏の経験をもとにすばらしい禅の言葉に解説を加えた本。
高田氏は浜松医科大学名誉教授で禅を専門としていない。
そのゆえ何も難しいことは書かれておらず禅を生活に生かす方法が書かれている。
高田氏は言葉による禅を言葉禅とよび言葉禅を持ち歩くことを勧めている。
ということで私も朝起きてちょっと疲れたり、または会社でちょっとつらいことがあったときは通勤電車でこの本を読み自分をリセットしている。

ゲド戦記 1 影との戦い

これは有名なファンタジー本。
ゲド戦記はジブリで映画化がされたので知っている人も多いと思う。
これは主人公ゲドが少年のころのお話。
読み始めると面白くて一気に読み終えた。
単純なファンタジーではなくおくの深い物語だ。
また一文、一文の言葉も重い。
まさに古典ファンタジーだと思う。

長期運用時代の大本命!ファンドオブファンズ入門

皆さんはファンドオブファンズという投信をご存知だろうか。
ファンドオブファンズとはいわゆるファンドを集めたファンドである。
この本は有名なさわかみ投信代表の澤上篤人氏とありがとう投信代表の村山甲三郎氏によって書かれており、ファンドオブファンズのいろはを教えてくれる。
また、長期投資の大切も教えてくれる。
投資信託の購入を考えている方または投資に興味がある方にお奨めです。

2008年1月19日土曜日

英文法をやり直す!

以前書いたが大前研一氏いわくビジネス3種の神器は「IT,英語、財務」だ。
ということで英語の習得についてお奨め本を紹介する。
実は私TOEIC 950点を持っているのでTOEICの得点アップが必要な方は参考にしていただきたい。
今回は英文法について紹介する。

まずは「TOEIC TEST文法完全攻略―必須単語も同時に身につく」で今までの学校英語のおさらい、基本固めをしよう。
この1冊で基礎固めは十分だと思う。私もこれで基礎をやり直した。

あとさらにお奨めなのが「NEW・山口英文法講義の実況中継」。
これは大学受験の予備校授業を本にしたもの。
なんだ受験参考書かと思うなかれ。これは非常にわかりやすい。今までもやもやの英文法がすっきり英文法へ変化する。
大学受験用だがTOEICの試験対策にも使える優れもの。


英文法の基礎理解としては上の2冊をやれば十分。
あとは問題+解説の問題集を解こう。
お奨めは下記。
TOEIC文法 急所総攻撃
TOEIC文法 鉄則大攻略
これは長本 吉斉氏の本。問題の後に丁寧な解説がある。非常にわかりやすい。
まさに授業を受けたような気分になる。
ぜひ2冊ともとくこと。力がつく。

その後は問題数が多い下記で仕上げ。
TOEIC TEST文法別問題集―200点upを狙う780問

これでTOEICレベルは完了。

渡部昇一の思考の方法

私のお気に入りの著者渡部昇一氏の思考の方法。



どちらかというと人生をいるための思考方法と考えたほうがよい。
そのためどちらかという自己啓発本だと思う。
思考のヒントを63にわけて説明している。
この目次だけを壁に貼っとくだけでも効果があるのではないか。

考えるプロが明かす「思考の生活習慣病」克服法

考えるって難しい。
研修を受けたり、書籍で勉強した後は意識してしっかり物事を考えるようにしているのだが、気がつくと元に戻っている。
なんかダイエットや生活習慣の改善に似ていません?
そうビジネスでかんがえないのは「思考の生活習慣病」。
という切り口で思考について治療してくれるのが下記の本。


非常にうまくまとまっていてわかりやすい。実践的だと思う。
思考の本って言っていることはわかるけど実際やってみようとすると難しくてあきらめてしまうものが多い。
その点、この本は最後まで読めて実践でもすぐ使える。
思考の生活習慣病にかかっているあなた、治療はこの本で。

企業参謀

ここ数年コンサルタントのスキルが注目されている。
またMBAも人気だ。
これはやはり現在のビジネスで自分で考えて問題解決を行っていく必要があるだ。
そこで問題解決のバイブルを紹介する。
それは大前研一氏の「企業参謀―戦略的思考とはなにか



これは1975年、77年に出版された「正・続企業参謀」の新装版だ。
この本は大前氏がコンサルタント会社マッキンゼーに入社したときに私的なメモとして書き留めたものとのこと。
初めて読んだときは衝撃的だった。
まさに物事をどのように考えるか、問題発見はどのようにすべきかが書かれている。
まさに問題解決本のバイブルだと思う。
まだまだ通用する本だと思う。でも知っていも実際ビジネスで使いながら自分のものにしないと役立たないことはつけ加えておく。

大前流心理経済学

大前研一氏の最新刊。
大前流心理経済学 貯めるな使え!


大前氏の本は必ず購入している。
この本は現在の日本経済の再建方法について心理という視点で説明している。
大前氏らしく一読するとなるほどねと納得する。
大前ファンならぜひ一読を。
大前ファンでなくてもお奨めする。

ザ・シークレット

これは人生を引き寄せる秘密を押してくれる本。
ザ・シークレット


海外でベストセラーということで早速購入した。
イメージの力を説明した本だ。
やっぱり考え方、気持ちは人生を左右するということだ。
「病も気から」といわれているほどだから。

非常によくまとめられていると思う。
この本を機会に皆さんも「引き寄せの方法」を学んでみては。

3週間続ければ一生が変わる

自己啓発の本を紹介する。
これは本屋の自己啓発コーナーで見つけた。

3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知
3週間続ければ一生が変わる (Part2)

著者は知っているだけでは十分でなく行動することを訴える。
著者はさまざまな出来事や引用を通して読者へどのように生きるべきかの知恵を与えてくれる。
まさに読めば心が元気になる。
現在悩みごとを抱えている人はぜひ一読をお奨めする。

2008年1月18日金曜日

錬金術師ニコラ・フラメル

私はファンタジーが好きだ。
おそらく小さいころからファイナルファンダジーなどのゲームでいるのも影響するだろう。
そこで今日は錬金術師ニコラ・フラメル[アルケミスト] について紹介する。

これも年末暇で本屋で衝動買いした本。
物語はなんと現代で起る。現在の世の中にファンタジーでおなじみの魔法使いやモンスターが出てくる。
いっきに読み通した。これはどうやら6巻完結の予定らしく物語は続く。

ただ、一言だけ加えると古典ファンダジーにある言葉の深みといったものはないと思う。
わたしは物語だけでなく、ファンタジーに組まれているテーマにも惹かれてしまうのでついついこのように感じてしまった。
私が読んだ古典ファンダジーについては後ほど掲載したいと思う。

病気にならない生き方

最近めっきり寒くなった。
そのためかよく通勤電車の中で腹痛に襲われることが多い。
そのたびに健康に気をつけなくてはと感じる。
そこで「病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める」という本を紹介する。

この本はアメリカで胃腸内視鏡外科医として活躍する新谷弘美氏による著作。
30万例以上の胃腸を検査したその膨大な臨床結果から健康な胃腸の保ち方について教えてくれる。
氏は胃腸内の状態を「人相」になぞらえて「胃相」、「腸相」と読んでいる。

これを読むといままで体によいと信じていたことがよくないということがわかりちょっとショックを受ける。
たとえば、牛乳。私は子供のころから牛乳は体によいと教えられていたがどうやら体によいないらしい。

胃相、腸相に大きな影響を与えるのは職歴と生活習慣とのこと。
本を読んだ後はこの本をしばらく実践していたが気づくともとの生活に戻っていた。
時折、読み返して正しい生活習慣を実践したいと思う。

2008年1月17日木曜日

統計学をやっつけろ

投資を勉強して統計学を学習する必要性を感じた。
また、マーケティングを勉強するにしてもやっぱり統計学は必要。

困った。実は私は数学が苦手。
大学は経済学部だが、受験も数学を避けたし授業も数学が必要となりそうなものは避けた。
当然経済学なので統計学の科目もあったが必須ではなかったのでとらなかった。

ということでここにはいままで避けてきた統計学を学ぶ決意をした。
そこで私にわかる統計本を探した。
私が読んでよいと思った本は下記の2冊。

統計のはなし―基礎・応用・娯楽
これは入門に最適。堅苦しい本ではなく、統計学とはから知りたい人には最適。
私も最後まで読破できた。
ぜひ一読を。統計学と仲良くなる。

はじめての統計学
統計学を身につけるにはこれ。
練習問題を解きながら進むと統計学の力が身につく。
私はまだ半分でとまっている。練習問題で手を動かさないといけないので通勤時間では読めずなかなか進んでいない。
統計学を身に着ける必要がある人には必須の書。

会計を学ぶお奨め入門本

やっぱりビジネスパーソンとして会計の知識は大事だと思う。
でも皆さんやっぱり簿記の本を購入して始めても10ページぐらいで挫折してしまうのではないか。
そんな会計を勉強したいけど挫折した方にぜひお奨めしたい本がこれ。

Essentials of Accounting

ハーバード大のMBAなどで入門用として勧められている本。
日本語訳もあるようですが、英語版をお奨めする。
なぜなら、会計は英語で勉強したほうが理解が進むからだ。
ちょっと価格が高いが十分価値があると思う。
この本はとてもユニークでワークブック形式なっており最初から順番に穴埋めなどで問題を解いていくとまったくの知識ゼロから会計のイロハがわかってしまうという優れもの。
私もいままで日本語の簿記本を購入して何度も挫折していたがこの本に出会ってやっと理解できた。

でも英語がちょっという人にはワークブックの内容を文章で解説している本がある。こちらは日本語版で学習しても問題ないのでまずこちらを読んでみてください。

アンソニー会計学入門

でもやっぱり最終的にはワークブックを完了することをお奨めする。
CPA,MBAを目指す人はこれは必須だと思う。

投資入門本

皆さんは株、債権、投資信託などの投資をしていますか。
退職金の運用や老後の不安または将来の教育費などで投資をしている人は多いと思う。
実は私もその一人。
とは言ってもきちんと学校で勉強したわけではないし株の購入はちょっと不安だし投資信託もいろいろあってどうしてよいかわからないという方は多いと思う。
また、本から学ぶにしても本屋には投資の本が山ほどあっ亜てどれがいいのと悩むはず。

そこで私が読んで役にたった投資本を紹介する。

まずそもそもの投資の大切さについて知るにはまずこの本。
金持ち父さん貧乏父さん
有名な本なのですでに読んでいる方も多いと思う。これは実の父親を「貧乏父さん」、友人の父親を「金持ち父さん」としてわかりやすく投資の大切を教えてくれる。これを読んで投資をしようと思った。


実際に投資を始める上でわかりやすい本は以下の本。
私もこれらの本を読んで勉強しました。
特に内藤氏の本は証券講座の作り方から教えてくれます。
内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法
貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵

同じ内藤氏のこちらの本もお奨め。
内藤忍の資産設計塾 外貨投資編―投資フロンティアを広げる外貨攻略法

投資においてインデックス投資をいうものがある。インデックス投資については上記の本に記載があるため詳細はそちらを参考してください。
最強の投資法(と思う)インデックス投資について理解を深める本。
臆病者のための株入門
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか
マネーと常識 投資信託で勝ち残る道

企業価値について学ぶ

ビジネスパーソンの3種の神器は「英語、IT、財務」といったのは大前研一氏。
そこで今日は財務の一部、企業価値について学ぶ本について紹介したいと思う。
企業価値とは英語でバリュエーション。現在日本でもM&Aがさかんになってきたがそのときに企業価値について考える必要がある。
ただ、この辺はMBAなどの1科目になるくらいちょっと難しそう。
しかし、企業価値について少しでも知っていると株価などの理解に非常に参考になる。
そしてこの分野を素人でもわかりやすく教えてくれる本が下記の本である。

MBAバリュエーション (日経BP実戦MBA)
会社の値段

どちらも森生 明氏による著作。
森生氏は会社を金のたまごを生むガチョウにたとえてわかりやすく説明してくれる。
正直初めて読んだときは難しいと思っていたことがいとも簡単にわかり感動してしまった。
株価分析で使うPERが実は受身の会社価値を示しているという説明は目からうろこ。
上記2冊ともに内容は同じだが、「会社の値段」のほうがより入門で価格も安いのでお奨めです。

ぜひ、企業価値について勉強が必要な方は上記をぜひお読みください。

2008年1月16日水曜日

渡部昇一氏の本

渡部昇一氏。
今まで一番影響を受けた方であり、
私の知識のバックグランドはこの人の著書を読むことにより形成されていると思う。
渡部氏の著書はほとんど読んだといってもよい。
ただし最近はしばらくご無沙汰だった。

簡単に渡部氏を紹介しておこう。上智大学名誉教授で非常に多くの書籍を出しており
新聞、雑誌などにも論文を多数寄稿している。

実は渡部氏のことは平泉渉氏との「英語教育大論争 」で初めて知った。
それを機にいわゆる渡部ワールドへと引き込まれたいった。

最近読んだ渡部氏の本は下記の2冊。
国家の経営企業の経営―その成否は「トップ」で決まる
この国の「義」を思う―歴史の教訓

1冊目の本は船井幸雄氏との共著。
国と企業、創業者、後継者、日本の復権について渡部氏の歴史知識を用いて語っている。
この本ですばらしい言葉を見つけた。
「小にして学べば、壮にして為すことあり、壮にして学べば、即ちおいて衰えず、老いて学べば、即ち死して朽ちず」
これは江戸時代の儒学者佐藤一斉の「言志晩録 」の一文とのこと。
これは小さいときにしっかり学べば立派なことを成し遂げる、成人になって学べば衰えない、老人で学べば
死んでも朽ちないという意味。
渡部氏は「壮にして学べば、即ちおいて衰えず」が大事という。それは実は成人なってから学ぶことは難しいからだ。
私は学生時代天才ではないかという友達がいたが社会人になってからあまりぱっとしない。おそらく彼はあまり学んでいないと思う。やはり仕事をしながらきちんと学んでいける人はすごいと思う。
ぜひこの言葉をかみしめて私も日々学んで行きたいと思う。
またもうひとつ気になったのは「イメージしたものは実現する」といっていること。
これはベストセラーの「ザ・シークレット 」と相通ずるのではと感じた。

2冊目は渡部氏がそのときに起った出来事について意見を述べたもの。
皇位継承問題、耐久強度偽造問題などが取り上げられている。
この本より女性天皇と女系天皇の違いがわかった。皆さん違いわかるます?

MASTERキートン

皆さんはマスターキートンという漫画をご存知だろうか。
漫画を描いたのは「YAWARA」などで有名な浦沢 直樹氏。
この漫画は私にとって衝撃的だった。
私の人生を大きく変えたといってもいい。
出会いは大学時代。たまたま深夜にテレビを見ているとなんとマスターキートンのアニメがやっていた。
その当時はマスターキートンについては知らずとりあえずなんとなく見た。
そして衝撃を受けた。こんな漫画があったのかと感激し早速全巻購入した。
ミステリーあり、ヒューマンドラマあり。あと読んでいて賢くなること間違いなし。

軽く紹介しておこう。
主人公は平賀キートン太一。父は日本人、母はイギリス人のハーフ。オックスフォードを卒業しなぜか英国特殊部隊SASの曹長まで勤めるが現在は保険のオプ。
彼が保険のオプの仕事を通してさまざまな事件を解決していく。
例をあげると彼が誘拐の交渉人として活躍する「交渉人のルール」。
イギリスの日本会社社長が誘拐され身代金を要求される。
そこへキートンはロイズ(保険会社)から誘拐保険交渉人として派遣される。
そこでキートンが行った交渉とは?

読んでいない方はぜひ一読を。
私はこの漫画と出会い、正直本を読むようになった。

MASTERキートン

会社を利用してプロフェッショナルになる

自分の市場価値が求められプロフェッショナルになる必要がある現代。
この本は自分をプロフェッショナルとして育ててくれる会社を紹介した本。
私は何度か転職している。
転職をしたばかりだが、書店に目につきキャリア形成の参考にと購入した。
記載されているのはどれも有名な会社ばかりやはりこういう会社で優秀な人は育っていくのかと感じた。

プロフェッショナルといえばだいぶ前からプロフェッショナルをタイトルにした書籍が目につく。
私がよく読む大前研一氏もプロフェッショナルについて書いている。
タイトルは「ザ・プロフェッショナル」私も大前ファンとして読んだ。やっぱり、大前さん。ロジカルでわかりやすい文章でなるほど思わせる。やはり、これからサラリーマンではなく、プロフェッショナルにならなくては感じる。

しかし、である。私はやっぱりこの手の生き方は腑に落ちない。なぜなら、どうやらみんなめちゃくちゃ働いている。そこまでしないとダメなのかな~と感じる。もっと別の道があるのでは?ということで自分は現在サラリーマン禅道を模索中である。やっぱり、仕事も大事だし家族も大事。
自分のプロフェッショナルのかたちはやはり自分で見つけないと。

会社を利用してプロフェッショナルになる

しあわせになる禅

今日紹介するのは禅についての本。
ひろさちやさんの「しあわせになる禅」。
年末に実家に帰省した際暇つぶしに簡単に読めそうな禅の本を買った。

この本では下記5つの禅の根本原理についてやさしく書かれている。
1.莫妄想(まくもうそう)- 余計なことは考えるな!
2.一得一失 - なんだっていい。
3.自灯明 -他人のことはほっとけ!
4.放下著 (ほうげぢゃく) -常識を捨てろ!
5.竿頭進歩(かんとうしんぽ)-がんばるな!

この本を読んだあとは非常にすがすがしい気持ちになり、小さな悩みはどこかに吹っ飛んでしまった。
一番感じたのはやはり多くの人は他人のものさしで生きているということ。
それを気にしないだけでどんなに自分の人生が楽しくなるかがよくわかる。
禅に触れると今まで自分は何で小さなことで悩んでいたんだと感じる。

受験に悩む人、育児に悩む人、人間関係に悩む人、就職悩む人、悩むサラリーマン、ぜひ一読をお勧めする。

しあわせになる禅

カラマーゾフの兄弟

昨日テレビで「所さん感動!!あらすじで楽しむ世界名作劇場」という番組が放送されていた。この番組は芸能人がプレゼンターとなり紙芝居、ドラマなどを通して世界の名作を紹介するというもの。
実は私は文学作品を今まであまり読んでこなかったため、どのタイトルも本で読み通したことがなかったがテレビを見てなるほどと感動し早速番組終了後、文庫本を購入することした。
購入した本はドストエフスキーの代表作「カラマーゾフの兄弟」。
どうやら巷では「カラ兄」と呼ばれ、東大生に薦める本第1位とのこと。
著者はドフトエフスキー。「カラ兄」は「罪と罰」、「悪霊」と並ぶドフトエフスキーの代表作とのこと。

テレビで紹介されていた光文社古典新訳文庫を購入したかったがどうやら私と同じ行動に走った人に先を越されたらしくすでに売り切れであった。
ということでたまたま見つけた新潮文庫版を購入した。

サラリーマンであり、1児のパパであるため読書時間はもっぱら通勤電車内。本日より早速読書開始。
読み始めるとやっぱりちょっと難しい。テレビではコバケンが「殺人事件」小説としてワイドショー形式で紹介していたがこれはそんなものではない。まだ、200ページほどしか読んでいないが、やっぱり読み応えが違う。これはやっぱり古典。読めば読めば味か出る。おそらく、読めば読むほど新しい発見があるのだろう。

カラマーゾフの兄弟 新潮文庫
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

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このブログでは私が日々読む本のレビューを紹介していきます。
興味を持った方はぜひ読んでみてください。